腰痛とどう向き合う?

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急性腰痛の85%が非特異的

今年はもっと臨床に役立つ知識を高めるぞ!
そんなことでエリートアスリートを診る整形外科医の先生方に最近の腰痛事情を伺い治療に没頭中

スポーツと腰痛

器質的な疾患名と臨床症状と必ずしも一致しない。

何故ならば、
急性腰痛の85%が非特異的腰痛
つまり原因がはっきりしない。
ぎっくり腰も非特異的腰痛の一つ
もちろんストレスも。
椎間板や、椎間関節、仙腸関節が原因で起こる特異性の腰痛は
意外に少ない。

やっかいな腰痛は椎間関節性腰痛と仙腸関節

椎間板性腰痛は2~3カ月で良くなる場合が多く、
痛みはどちらかというとメリハリのつく痛み。
選手には3か月もすれば、治まると言えるところ。

腰痛の伸展型、反らすと痛みがでるタイプ

椎間関節性腰痛は、負担がずっとかかるから、なかなか治らない。
慢性の経過をたどる。
やっかいですね。
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脊椎は3点支持で支える荷重関節

偏った使い方で、どこかに負担がかかり続けると腰痛が起こる。

そこで客観的な「評価」が大事になってくるわけです。
自分の姿勢ってどうなってるの?
それによって治療や、どんなトレーニングが必要になるのかが分かります。

ニュートラルゾーンとは

前後方向、左右方向、回旋方向いずれの方向に属さない、
骨格が最も安定した荷重位置。力を加えなくても動く領域があります。
ニュートラルゾーンといい、
自分がどの姿勢であると、このニュートラルゾーンがキープできるのかが
わかってくると脊椎の関節に負担が少なくなってくる。

いろんな体幹トレーニングを試す&探す

ファンクショナル
スタビライゼーション
ピラーetc….

やっぱりここに落ちつくんですね。
体幹
分節的安定性(ピラーの安定)を高めるしかない。
椎骨1つ1つが安定するために。

神経制御
構築性、安定性
体幹筋
この3つで脊椎のニュートラルゾーンを保つこと。
さあ、まずはあなたの腰痛を正しく評価することからはじまります!

仙腸関節障害を起こしやすいのは、男子選手より、女子。
サッカー、ラクロス、フェンシング、ホッケー、バレエ選手など
女性は関節が動きやすいので障害に注意ですね。

だからこそ、腰痛治療には、まずは腰部の機能を正しく「評価」することが必要になってくる。

ここはしっかりドクターとパイプを持ちたい。

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